3.音って何?

3.1.音の実体

3.1.2.音を出すってどういうこと?(アコースティック楽器)

色んな楽器のことを考えてみよう。全ての楽器は音を出す仕組みを持っている。音が出なきゃ楽器じゃないから 当たり前だ。ということは、空気を振動させる仕組みを持っているということだ。
ギターやバイオリン、ビオラなどの弦楽器は弦を「はじく」または弦を「こする」ことで弦を振動させる。 その弦の振動が空気を振動させるという仕組み。
クラリネットやサクソフォンなんかはリードを振動させることで、空気を振動させているし、 フルートなんかは唇を震わせることで、空気を振動させている。

更にいうならば、それぞれの楽器はその振動だけでは音として小さすぎるので、胴や管の材質・形などを工夫して 空気の振動を大きくして音量を稼いでいる。そう、振動が大きければそれだけ大きな音になるのだ。

Atsushi Hirai; 2006-01-01 open; 2006-01-01 update Mail to