4.音を大きくする

4.5.実際に音を出してみよう

4.5.9.音が出るぞ

ミキサーのレベル調整が終われば、後はパワーアンプのボリュームを上げるだけだ。 もう一度マイクで話してレベルメーターが点灯するかどうか確認しよう。その状態で 話しながら、パワーアンプのチャンネル1(CH A)のボリュームを少しずつ上げてみよう。

【注意】この時、ボリュームを上げている途中で、「キーン」とか、「ブーン」とか、「ボーン」とか、    「コーン」とかいうような変な音がしたら、即、急いで、ボリュームを下げること。
   これは、ハウリングという現象で、後でこれを防止する方法を説明する。    簡単に言うと、ボリュームの上げすぎか、スピーカーとマイクの位置が近すぎるか    した場合に起こる。
   ボリュームを下げたら、スピーカーからマイクを離して、もう一度徐々に    ボリュームを上げると、さっきよりはハウリングが起きずに、音量が上がるはずだ。    今はこのハウリング現象が起こらない程度のボリュームにしておいてね。

L側のスピーカーから音が出た人、おめでとう!!

ある程度の音量が得られたら、チャンネル2(CH B)についても同じくらいボリュームを 上げてみよう。R側のスピーカーから音が出たかな?

めでたく両方のスピーカーから音が出た人。今度はミキサーの[STマスターフェーダー] を上げ下げしてみよう。続いては[チャンネルフェーダー]でも同じように試してみよう。 どのくらいフェーダーを動かすとどの程度音量が変わるかが実感できるだろう。

実際のミキサー操作では、他にもマイクや楽器がミキサーに入力されるので、 それぞれの[チャンネルフェーダー]で、楽器間、マイク間のレベル調節をして、 最終的な全体のレベル調整を[STマスターフェーダー]で行なうことになる。

ちょっと試してみようか?

Atsushi Hirai; 2006-01-01 open; 2006-01-01 update Mail to