本番が終われば、お客さんの引け具合など状況を見ながら機材の撤収を行なうことになる。
この時、必ず電源を切る順番を間違えないように、基本に忠実に行なうようにしよう。
どんなに急いでいても、だ。また、機材のツマミやフェーダー類は操作を始める前の
初期状態に戻してから撤収する癖をつけるとよい。そうすることにより、次回操作をする時に
スムーズに取り掛かれる。次回別の人が使うことを考えた場合、いざミキサのふたを開けたら
ツマミもフェーダーもグチャグチャな状態だったら、きっと辟易するだろうから。
そんなことでモチベーションが下がってしまったら残念なことだ。
次回も自分で使うからどうでもいいや、というならそれでもいい。でも個人的には
どうでもいい機材の扱いしか出来ない人は、結果的にどうでもいいような音しか作れない
とは思うけどね。ケーブルも変な癖がつかないようにきちんと八の字巻きして
片付けるようにした方がいい。スタンド類も然り、締めるべきネジなどはしっかりと
しめて撤収するようにしよう。万事基本を忘るべからずだ。
が、しかし、撤収作業は時として、搬入〜設置より時間的に厳しい場合がある。
イベントが押せ押せになり、会場の借用時間ギリギリまで伸びてしまったりすることがあるからだ。
会場によっては必要以上に嫌な顔をされたり、規定の営業時間を過ぎてしまうと、次回借りる時に
渋られたり、追加料金を取られたり(これは仕方がないか)、ということがあるので、主催者は
何が何でもこの時間までに撤収してくれ、少なくとも全ての機材をホールから外のロビーに
出すように。なんて指示がある場合もある。この時も電源操作だけは慎重にね。
そんなふうにツマミを元に戻したり、ケーブルを巻いている時間もないような時は、
取りあえず外に出すだけ出したり、車に積み込んだりして、後で会社なり自宅に帰ってから
きちんと機材の整理をしておくようにする。グチャグチャになったケーブルを巻き直すとか、
スタンド類のネジを確認するとか、機材のツマミ類を確認するとか、ね。時間的な
順番が変わるだけで、基本は基本だ。