使い方のコツとは、一般的なマイクの特性を考えて使うということだ。「近接効果」については、 マイクに向かって話してみて、ちょっと低音域が出過ぎてモコモコして聞き取りにくい音になってるなと 思ったら、少しマイクから離れてみるということ。また逆に音が硬いなと思ったら、 マイクに近づいて話してみるということ。5cm違うだけでかなり違ってくる。一つ注意して 欲しいのは、マイクに近づくということは、マイクに入る音量が大きくなるということで、 マイクから離れるということは、マイクに入る音量が小さくなるということなので、急に 近づいたり離れたり、それを繰り返すことはしないこと。また、「指向性」については、 マイクの基本的な使い方として、収音したい音源の方向にマイクを向けるということ。 これが簡単なようでなかなか出来ていないことが多い。マイクでどこを狙うか。これはまた、 マイキングのところで詳しく説明する。
Atsushi Hirai; 2006-01-01 open; 2006-01-01 update Mail to