PAを依頼されてからイベント当日までの間に、音響担当者としてやらなければならないこと、 考えておいた方がいいことは意外と多い。今回の例のような簡単なシステムならまだいいが、 規模が大きくなれば当然、機材の量も増えるしセッティングにも時間がかかる。経験を積むとわかると思うが、 実際の作業は時間との戦いだ。それを如何にスムーズに進めることが出来るかどうかは、この事前準備にかかっている。 現実問題、とかく音響というセクションは他のセクションと比べると、後回しになる場面が多々あるのが実情だ。 そこをかいくぐってどれだけベストな状態に持っていけるかがPAの醍醐味のひとつでもある。 今すべてはわからなくとも、はじめは全体の流れを感じてもらえればいいと思う。 へーこんなことを考えてやってるんだなくらいにね。
Atsushi Hirai; 2006-01-01 open; 2006-01-01 update Mail to